2005年02月25日

第3回。

 つい先ほど、原稿を書き終えて、中山編集長に送ったところです。
 ちなみに第3回(3月12日売り号)は、日本サッカー協会が力を入れている「キッズ」と「エリート」の説明です。前回で強化の「過去」についてざっと触れて、今回はとりあえず「現在」についての説明。
 とくれば、次回(4月12日売り号)はそれらを踏まえて強化の「未来」について、と進むはず… …なのですが、いま現在の頭の中のプランでは少し違うジャンルに飛んでみようかなと思っています。

 この「誰パス」、本当にプロットというものが立てられない状態で進んでいるんです。
 さっき書き終えた原稿についても、前号を書き終えた時点では、何はともあれキッズプログラムの現場を取材して、そこから始めるつもりだったのですが、取材日程が折り合わず、ボツ。急遽、方向転換しました。
(その取材も3月中旬には実現しそう。山梨に行く予定です)

 いずれにしても、先の見えない旅ですが、こういう仕事(内容もスタンスも)をやらせてもらえる喜びと感謝を噛み締めつつ、僕なりに最善を尽くすつもり。

 なので応援(何かネタなり、きっかけをくれる人、大歓迎です)よろしくお願いします。応援+参加(一緒に日本サッカーの未来を考えてくれること)だと最高です。
posted by 川端 at 04:04| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
すっかり遅くなってしまいましたが、第3回の「誰パス」を読ませて頂いたので、コメントさせて頂きます。
(一応、フォーマットは前回のエントリーに合わせてみました)

1.キッズプログラム、何となく聞いたことはありましたが、若年層の強化だけでなく「社会貢献」も視野に入れた活動だというのは知りませんでした。しかし、サッカーという競技を通じて教育の問題にまで寄与していこうとすると、サッカー自体が持つ責任も今まで以上に大きなものになっていきますね。
あと、芝生のグラウンドへの理解を深めるには、やはり、まず何より大人たちが、そこで遊んだりスポーツしたりしてみるのが一番良いんじゃないか、と思います。実際、私も大神や馬入でボールを蹴る機会が無かったら、おそらく芝生で遊ぶ楽しさは分からなかったと思いますし…。

2.「強化」については、今回の「誰パス」を読んで初めて知るようなことが沢山あり、特に、サッカー協会の計画やビジョンに関しては、私の想像よりも遙かにしっかりと考えられていて、正直ちょっと驚きました。
ただ、例えば「エリートプログラム」に選ばれることにより、その子の将来や進路が協会によってある程度束縛されたり狭められたりしてしまうのでは?といったことや、仮にプログラムに選ばれても、おそらく全ての選手が成功するわけではないと思うので、そうなった場合の責任やフォローはどのように行われるのか?といった懸念も多少あります。
ついでに、今回の「誰パス」とは直接関係はありませんが、最近とかく悪く言われがちな、いわゆる従来型の”部活スポーツ”(場合によっては、”企業スポーツ”まで含めても良いかもしれませんが)について、その功罪を改めて検証してみるのも面白いような気がします。

3.「お金」の問題は、私も”金銭的には決して恵まれていないクラブ”を応援している一人としていろいろ思うことはあるのですが、いかんせん、まだ、自分の中で消化し切れていません。もう少し自分なりに意見をまとめた上で、またコメントさせて頂きます。

4.「メディア」に関しては、おそらく今度のW杯予選の報道でまたいろいろ出てきそうな気がするので、これについても、もう少し後に改めて書かせて頂こうと思います。

#イラン戦、くれぐれも気をつけて行ってきて下さい。
 朗報をお待ちしております。(笑)
Posted by s_tanaka at 2005年03月22日 03:05
>s_tanakaさま

 いつもありがとうございます。

>芝生のグラウンドへの理解を深めるには、やはり、まず何より大人たちが、そこで遊んだりスポーツしたりしてみるのが一番良いんじゃないか

 頭で考えるより、カラダで感じる方がリアルだということですね。僕もそう思います。
 ちなみにキッズプログラムに付随して、「ファミリーフットサル」といったイベントも開催されているようです。子供だけじゃなく親にもサッカーと親しんでもらおうという趣旨。方向性は間違ってないと思います。

 それから「エリート」に関しては、ご指摘のような懸念が(例えば教育関係者などから)すでに聞かれています。ドロップアウトした子供をどうするのかという問題。
 ぶっちゃけたことを言えば、サッカー協会は(そして僕も)「子供の頃にエリートに選ばれたからといってそのまま一流選手になれると思ってしまう方が大きな間違い」と考えていると思います(本音ベースでは)。
 ただ、もちろんそんなふうに言い放ってしまえるはずはないわけで、「エリートプログラム」ではサッカーのエリートのみならず、人間教育(いわゆる勉強も含めて)にも力を入れているようです。
 サッカーで大成しなくても一人の大人として社会に貢献できる人材を育てる、ということを謳っています。
Posted by 川端 at 2005年03月30日 03:43
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