2010年01月26日

スポーツライターになろう!

新刊「スポーツライターになろう!」(青弓社)が出版になりました。

スポーツライターになるためのメンタリティ
スポーツライターになるために身につけるべき技術とその習得法
スポーツライターへのなり方
スポーツライターになった後の生活や収入
スポーツライターとして長く生計を立てていくための方法
…など
スポーツライターを目指すすべての人に
具体的かつ実戦的に役に立つ本に仕上げたつもりです。

スポーツライターになりたいという夢をいま抱いている人
スポーツライターになりたいと夢見ていたが、諦めてしまった人
スポーツライターになってはみたものの、悩み、迷っている人
…など
あらゆる「スポーツライター」に読んでほしいと思います。



スポーツライターになろう!

スポーツライターになろう!

  • 作者: 川端 康生
  • 出版社/メーカー: 青弓社
  • 発売日: 2009/10
  • メディア: 単行本



posted by 川端 at 17:23| Comment(31) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月04日

遅ればせながら…

…御報告です。

長らく休止していた「誰がパスをつなぐのか」ですが、
このたび形を変えて再開しました。

まず「ワールドサッカーグラフィック」誌上にて
「蹴導者たちの肖像」と題して隔月にて連載が始まっています。
これは、サブタイトルにある通り「誰がパスをつなぐのか・人物編」。
これまでの「テーマ」ごとから、「人」に切り口を変えて、日本サッカーを検証してみようという試みです。

現在リーダー的なポジションにある「人」に焦点を当てることで、「Jリーグ」を別の角度から見直す機会になれば、という企画。
ちなみに連載第一回の6月号では、鬼武チェアマンに登場してもらいました。
今月発売の8月号では、川崎フロンターレの武田社長のインタビューをお届けします。
以後も、Jクラブの社長を中心に紹介していく予定です。

また「サッカーJ+」では
「誰がパスをつなぐのか・クラブ編」が始まりました。
こちらは「クラブ」を切り口に、地元スポンサー、サポーターやボランティアなどを取り上げるページ。

言うまでもなく「ホームタウン」や「地域密着」といった考え方は、Jリーグの肝です。
ですが、頻繁に簡単に口にし過ぎて、どこかキャッチフレーズ化してしまっているような印象を、最近僕は持っています。「ホームタウン」とか「地域密着」を声高に叫ぶ人ほど、その土地は、地域は、どんな場所なのか。風土は、歴史は?といったあたりに実のところ無頓着なように見えたりする。

少なくとも、Jリーグができる以前から、そこには土地があり、その土地には歴史があり、人がいて、産業があったわけで、それを無視していきなり「ホームタウンだから」なんて言うのは、随分一方的な、サッカー(クラブとサポーター)にとって都合がいい話ではないかと。

そこで、そんなギャップを埋めながら、それぞれのクラブとホームタウンの関係に血を通わせることができれば、という思いで始めたのが、「誰がパスをつなぐのか・クラブ編」というわけです。

現在書店に並んでいる連載の1回目では、「清水(現在は静岡市清水区)とエスパルス」について取り上げました。
2回目は、「甲府とヴァンフォーレ」についてレポートする予定。
以後も、各地のJクラブとホームタウンを巡っていくつもりです。

以上、遅ればせの御報告です。
日本サッカーのパスをつなぐのは誰か――もちろん僕たち一人一人です。
面白い話やネタがあったら、教えてください。ご協力をよろしくお願いします。
posted by 川端 at 17:44| Comment(34) | TrackBack(6) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月01日

読者の皆様・ブログ参加者の皆様へ

長らく放置してしまって申し訳ありません。
いまさらながら、という気もしますが、ケジメのために書き込みます。

WSGにて連載していました「誰がパスをつなぐのか」は、<事情>により終了しました。
また昨年11月号の原稿中に「次号より『誰がパスをつなぐのか』の『誰が』にフォーカスして…」、欄外に「新コーナーをスタートする予定です」とありますが、読者の方は御存知の通り、その後現在に至るまで新しい連載は始まっていません。

20回にわたる連載を御愛読していただいた読者のみなさま、このブログを含め日本サッカーの<パス>をつなぎ手となるべく頭を捻っていただいたみなさまに感謝の意を表すると同時に、深くお詫びいたします。

なお<事情>については筆者である私自身、忸怩たる思いです、とだけ添えて、それ以上は言及しません。御容赦ください。

*このブログは当分このまま置いておきます。日本サッカーのパスを交換する場として再び使用する機会が訪れれば幸いです。
なお当ブログの開設・運営においては、ぴあ及びWSG編集部から経済的・人的な支援は一切受けておりません。念のため記しておきます。

posted by 川端 at 22:35| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月17日

第19回(10月号)

すっかり間が空いてしまいました。大変申し訳ありませんでした。
バックステージの事情で、先月号(9月号)は「誰パス」は不掲載になってしまいました。愛読いただいているみなさまに御迷惑・御心配をおかけしたことお詫びいたします。

現在発売中の10月号では、前回予告した「スポンサー」の続編をお届けしています。
「Jリーグの」のスポンサーについて「サントリー」と「ヤマザキナビスコ」に取材して、です。御一読いただき、御感想、御意見いただければ幸いです。

なお「スポンサー」については当初3回でまとめるつもりでしたが、諸般の事情を考慮した末、今号で打ち止めにすることにしました。
(これは他のテーマについても同じですが、「誰パス」は単行本化を念頭に置いて取材を進めています。実現の折には、雑誌連載では掲載しきれなかった内容も含めて、もっと詳しく、かつ踏み込んだ議論をできれば、と思っています)。
御了承ください。

何はともあれ、今後とも「誰パス」をよろしくお願いします。
posted by 川端 at 18:39| Comment(10) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月19日

第19回。「スポンサー」再開します

ちょっと間が空いてしまいました。すみません。
ワールドカップに1ヶ月。ドイツから帰国して1週間。ようやく日常に戻りつつあります。

前回(第18回)はドイツより「ワールドカップ特別篇」をお届けしました(最後に蛇足で書いた「23億円」はイタリアが手にしました)が、次号より通常の「誰パス」に戻ります。
またよろしくお願いします。

さて来月12日発売の9月号では「スポンサー」を再開します。
6・7月合併号では「サッカー協会」のスポンサーについて「キリン」を中心に取り上げましたが、次号では「Jリーグの」のスポンサーについて「サントリー」と「ヤマザキナビスコ」に取材して紹介します。
日本サッカーの現在と未来を考える材料にしていただければと思います。

PS コメント頂いたのにレスをつけられなくて申し訳ありませんでした。
今後とも御意見、御感想をお寄せください。

posted by 川端 at 20:18| Comment(2) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月19日

第17回。

相変わらず更新が遅いですね。すみません。
さて第17回(6・7月合併号)もすでに発売になってます。今号からは「スポンサー」に焦点を当てます。
とりあえず今回はこれまでの日本サッカーの流れとスポンサーの関係をつかむために、「キリン」を例に挙げて紹介しています。
いまや「日本代表」といえば「キリン」。でも実はその発端は25年以上前に遡るのです……という話。ぜひ御一読ください。

さて今号が(6・7月合併号)となっていることでもわかる通り、来月のWSGは通常号ではなく、「ワールドカップ特別編集号」になるとのことです。
というわけで「誰パス」は一回お休み。次回は7月12日発売号になります。ご注意ください。

これは余談ですが、WSGのように最近「合併号」が多いのはワールドカップ特別進行のため。大会期間中「ナンバー」や「Yeah」のように週刊化なったり、「サッカーダイジェスト」のようにダブル週刊になったりするので、合併号でその調整をしているのです。
定期刊行物は流通上、色々面倒なことがあるらしい。出版界もワールドカップへ向けてなかなか大変というわけです。

posted by 川端 at 21:34| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月22日

第16回

すっかり遅くなってしまいました。
すでに発売になっている第16回(5月号)では「Jリーガーの報酬」について、払う側=クラブの事情から取り上げています。

当然のことながら、サッカークラブにも予算があって、それに伴って選手人件費の総額が決まり、それを個々の選手に割り当てていく流れで、選手の年俸は決まります。
しかも、サッカークラブの場合、前年のシーズンを戦っている真っ只中(夏ごろ)に次年度の予算を決めなければならないため、かなりの部分で「見込み」によって動かなければならない……といった事情があります。
とりわけ親会社がなく財源の乏しいクラブはどうしても厳しい予算組みを強いられることになる。それが選手の補強や年俸にも影響を与えることになるというようなことです。
某クラブの経営者が言っていた「Jからの分配金をもっと」というのはこれらのクラブ共通の切実な願いであるようです。

さてそろそろワールドカップムードも高まってきました。
実は僕もいまハンブルクにいます。これを書いて、送信した後、AOLアレナでハンブルクvsレバークーゼンを見る予定。高原選手が出場すればよいのですが…。
でも「誰パス」はそんな周囲の喧騒とは無関係に、地道に日本サッカーを旅していきます。
次回(5月12日発売号)からは「スポンサー」について取り上げます。日本代表の大スポンサーであるキリンを中心に、これまでの流れを紹介するつもり。
ワールドカップのワクワクドキドキを楽しむ一方で、足元を見つめる姿勢をキープし続けたいと思っています。
これからもよろしくお願いします。
posted by 川端 at 19:24| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月17日

第15回。

 遅くなりました。すでに発売になっているWSG4月号の「誰パス」(第15回)では、前回に引き続き「Jリーガーの報酬」について取り上げています。
 前回は「プロ契約」について説明しましたが、今号ではその実態をクラブや選手ごとの事例を紹介しつつ、提示してみました。

 といっても「事例」は僕が取材したものではなく、大学生が論文用に行なった「聞き取り調査」からピックアップさせてもらいました。
 誌面の末尾にもちょっとだけ書きましたが、Jリーグができて13年、選手たちがレベルアップしたことはもちろんですが、こうしたマネジメントのジャンルにおいても次の世代は育ちつつあるのだと思います。

 その国のサッカーの実力は、選手だけでなく協会、ファン、メディアなどの総合力によって決まる、と言われますが、同じようにJクラブの実力もやはり選手だけでなく、クラブのフロントスタッフ、サポーター、地域のメディアの総合力によって決まるのだろうと思います。

 その意味で、今後(経験則だけでなく)きちんとクラブとサッカーを勉強した世代が登場してくることによって、JリーグとJクラブも次のステージに進んでいくのだろうと僕は思っています。

 ちなみに、「Jクラブの実力」の中の「地域メディア」について、現在ちょっとした試みを立案中です。
 とりわけJ2クラブを包む地元メディアの中には、サポーターなのかメディアなのか「?」なムードもあって、これでは強いクラブにはならんだろう…と感じることもあるので。
 僕もメディアの人間なので、そのあたりに「未来」を見据えたアプローチをしてみたいと考えています。
 実現することになったら、またご報告します。
posted by 川端 at 00:56| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月09日

第14回

 来週発売になる第14回は「選手」について取り上げています。
 現行A、B、Cと分かれている選手契約についての基本的なことを紹介しつつ、プロ野球選手と比べて「安い」と言われているJリーガーの年俸について考えてみようという企画です。
 本当は「年俸」だけでなく「待遇」「環境」などについても取り上げたいと思っているのですが、それらは次回以降に持ち越し。
 というわけで、何はともあれ、2月12日発売のWSG3月号の「誰パス」をお楽しみに。

posted by 川端 at 17:48| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月01日

あけましておめでとうございます!

1月15日に発売の「2月号」は新年ということで、そして1周年ということもあり、「番外編」。
2005年の総括をしています(発売は新年ですが、締切は年末なので)。
いつもと比べてユル〜イ感じで、つらつら書いてます。箸休めとして読んでください(筆休めだろっ!と突っ込まないでください)。

というわけで、いよいよワールドカップイヤーの幕が開けました。
今年はさすがに僕もドイツモードにならざるをえないと思われます。それでも地道に日本サッカーを見つめ続ける作業も続けていくつもり。
今年もよろしくお願いします。
posted by 川端 at 01:49| Comment(1) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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